2020年12月26日土曜日

実家に戻ることにした自分の備忘録2<親父がうつ病になったワケ>

 大型連休で実家に帰って畑でもいじって遊んで帰ろうと思っていたのに。



それは9月の連休の話。

いつもなら実家は稲刈りで忙しいハズだった。

ただ、長男が逮捕されてから親父はショックで寝込んでしまい、何も手つかずで田んぼは放置されていた。



自分が帰省したとある日、近所の農家仲間が家にやってきて親父に田んぼどうするねんと親身に話をしに来てくれていた。



でも一度折れた心は戻らず、多少は稲刈りをしていたみたいだが、結局はほぼ放置。

毎日酒をかっくらい、寝て起きては酒を飲むという生活を親父は繰り返していた。

今思えば、親父はいろいろ手を尽くして長男が一人でやっていけるように農業を教えていたのに、それが思いっきり裏切られたのである。

そう、親父は長男のために働いていたのだ。

それでは心も折れるというものだ。



だからといって、もともと親父はDV持ちということもあるし、癇癪持ちでもあるから、身内がガチャガチャ動くと手が飛んでくるというのもあり、母親もあまり何も言うことはできなかったみたいではある。(もともと人任せの気もあったが)



それを見ていた自分。何を為すべきか。

作戦「家族を大事に」もあるが、こんな出来事がなければあと一年ぐらいは北海道を満喫しようかとも思っていた。それに突然の出会いもあり、自分の中では人生うまく回っていた。



自分ができることは何か。



脛をだいぶ齧っていたこともあり、長男のトラブルが落ち着くぐらいまでは実家の手伝いでもしようか。まぁ長くても2年ぐらいで解決するだろうと。




しかしまったく予想外に、結局5年ほど実家で住むはめになった。

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