長男は裁判で勾留中であり(起訴されてから既に半年ぐらい)一度だけ面会に行くことにした。
結局、長男が逮捕されたのは『偽計業務妨害』で現行犯逮捕され、逮捕される一週間ほど前に近所の農舎が火事になっていたことがあった。
取り調べでの余罪追及で彼は放火したと自白したそうだ。
しかし、いざ裁判になると放火はしていないとの一点張りでそこからいろいろとややこしくなっていった。
面会の際、本人に聞いても放火はやってないと。
自分も彼が放火なんかできるような人じゃないよなぁ。と思った(今思えば家族割があったような気がする)
実際そのときに自分が現場にいたわけじゃないし、彼がどういう精神状態だったかとかは全然わからない。でもウソついてるような感じでもなかったからとりあえず彼を信用してみることにした。
まぁ結局放火したっていう明確な証拠はなく、彼が自白した(させられた?)からこういう状況になってるんだろうなという自分の中での解釈だった。
そのときは2年ぐらいでとりあえずもろもろ終わって、また父親と長男で家業をやっていってくれればという期待をしていた。
それは儚くも無惨に散るのであった。
続く。
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