2021年1月2日土曜日

薫式水稲栽培1<50株疎植コシヒカリ>

 今回は自分式水稲栽培のやり方をご紹介したいと思います。


近年は37株疎植などいろいろな手法があると思いますが、自分がしていたのは50株疎植!



なぜ50株疎植かというと






ただ、田植え機が50株植えまでしか対応していなかったからw




50株植えに設定し、横送り回数を最大の26回で一反辺り苗箱9枚で田植えが可能になりました。

一人で田植えをしていたので、なるべく労力を削減したい。そのため、なるべく苗箱の枚数を減らすことにしました。



ここで重要なポイントは、

苗箱に何グラム籾を使うかということ。


一般に密苗で乾籾300gと言われていますが、今年は少し少なめの250gでやってみました。

また、植え直しをした田んぼがあったので乾籾160gの普通の苗箱で植えた田んぼもありました。もちろん一株当たりの本数は少なくなります。



結果としては

どちらもほぼ収量は変わらず。だいたい6俵。

品質もほぼ変わらず。



理由としてはいろいろと考察しなければいけませんが、

1.田植え後から深水で栽培していたため、背丈の低い密苗の初期生育が遅れた

  背丈が高い普通の苗は背が高い分水面からの高さが出たので生育に問題なかった。


そのためお互い同じ収量になったものと思われます。

また、初期から深水にしたため茎数が抑制され収量が少なくなったものと思われます。植えて最低30日ぐらいは普通の水管理がよいかと思われます。ちなみに中干し延期するため遅めの中干しをしています。



結論として、次回は乾籾160gでしっかりした苗を作り初期は普通に水管理してやってみようと思います。

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