プノンペンでキリングフィールドに行ってきました!
今回ぜひ行きたかったところ。
僕の記憶だけなので、間違っている解釈などもちょこちょこあると思いますが、書き留めておきます。
簡単に言うと、ポルポト政権の時に新しい世界を作り出そうとしたポルポトが自分に逆らう者をことごとく殺害していったそうです。
その数、全人口の3分の1。およそ200万人だそうです。それもカンボジア人によるカンボジア人の殺戮。
罪のないものが数多く含まれます。女性、子どももしかり。想像しただけで心にくるものがあります。
キリングフィールドとは、その大量殺害が行われた地。国内の至る所にあるそうです。
その中でも、プノンペンのものは2万人余りが殺害されたそうです。
これは慰霊碑。ここで発見された人骨が納められています。
子どものものと思われる服も多く見つかります。
プノンペンにはトゥールスレン刑務所というものがあり、そこから15㎞離れたここへ連れてこられます。
多くは強制労働の目的と聞かされ、ここに着いたらほぼその日中に殺されたそうです。
大量の死体が穴に埋められていきます。
これがその跡地だそうです。
ここにはちょこちょこ、こういった服の切れ端を見て取ることができます。おそらく殺された人たちのものです。
この木の下では女性が裸にされ、辱められたあとに殺されたそうです。
処刑に参加した人たちも、自分が殺さなければ自分が殺されるという想いで、同胞を殺していったそうです。
自分がもしその立場であればどうだっただろうか。その中には殺すことに反対し殺されていったものも多くいるそうです。
もし自分がだったら。殺すか殺されるかの二択を迫られれば。どうしていただろうか。
答えは出ません。
何か別の選択がなかっただろうか。などと考えてしまいます。
こんな場所にもこんな笑顔の子どもがいると思うと、すごく考えさせられます。
次の日はトゥールスレン刑務所に行ってきました。
ここは元小学校だそうで、ポルポト時代に刑務所にされたそうです。
部屋にはベッドと拘束具が保管されています。
子どもも多く収容されていたそうです。
ここに収容された人たちだそうです。
多くは暴行を加えられ、その後殺害されていったそうです。
以上。
ちょっと重くなってしまいましたね。
でもこれを知れてよかったと思います。
「知らないことは罪」と誰かが言っていましたが、「知ろうとしない」ほうこそ罪だと思います。
こういう歴史があり、今の人たちがいる。
自分の先祖がいるからこそ、今自分がこうして生きていられる。
そんなことを思った二日間でした。
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